1966-10-19 第52回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
また、一部には、もうすでに生産者が白米供出というものを希望するところもあります。全部が全部じゃないが。 そういうことを考えますと、やっぱり配給ルートというものはおのずから変えられる時期が来る。それには生産が第一です。ことしのように千三百万トン以上の生産が安定されれば、実際に影響なしに日本の国民食糧は私は確保できると思う。そこで、まず増産。
また、一部には、もうすでに生産者が白米供出というものを希望するところもあります。全部が全部じゃないが。 そういうことを考えますと、やっぱり配給ルートというものはおのずから変えられる時期が来る。それには生産が第一です。ことしのように千三百万トン以上の生産が安定されれば、実際に影響なしに日本の国民食糧は私は確保できると思う。そこで、まず増産。
この要求も尤もなことであるわけでありますので、その要求を満たしつつ、政府の食糧配給に支障を来たさないような供用数量、時期等の打合せさえ完了すれば、要求が一〇〇%満たされるように白米供出を認めるべきである、こう用いますが、法律的にはそれを容認せざるを得ないということになつておると思うが、そういうふうに理解してよろしいのかどうか、それでは非常に困るので、何か別に規定を無視し、法律を離れて措置をしようとお
○説明員(前谷重夫君) この点につきましてはまあ従来から白米供出の問題と関連いたした問題でございますが、御承知のように今年のようなまあ政府の集荷状況のときには、政府としては本当に少い量で以て的確に消費者のほうに配給しなければいけません。
それと同時に今のお話のように産地におきまして糠を確保するという意味におきまして白米供出と委託搗精と併せまして県と相談いたしました上で一定の数量の委託搗精をいたしておるわけでございます。
○波多野鼎君 飼料の問題ですが、これは食管特別会計で扱つておるのがどうか、私もよく知らないのですけれども、農家のほうで非常に要望しておることは、飼料が不足し、飼料値段が非常に高い、白米供出はこの頃余り認めてくれない、玄米のまま出してしまう、そうすると政府のほうでどこでやるか知らんけれども、米糠をとる、この米糠を非常に高い値段が農民が買戻さなければならん、こういう不合理は何とか是正できないかという希望
○廣川国務大臣 白米供出につきましては、貯蔵その他を勘案いたしまして、全面的にこれをやるという意思は持つておりません。これは貯蔵等において非常に不適当でありますので、適当な範囲において白米の供出は認めますが、これを全面的にする意思はないのであります。 それから供出のことでありましたが、供出は初めて今年から農民の自主的な意思によつて供出をされたのであります。
従つて農民に白米供出なんかうんとやらされるようなお考えがあるかどうか。白米供出をやるためには、非常な施設がいるのですから、それに対して金をどんどんと出してやるお考えがあるかどうか。それから供出に強権を用いるというような考えをやめていただきたい。今日の段階において、農民が、町の人が飢えるという理由のもとにおいて供出をする理由はないと思う。
ましたあとだつたのでありますが、興農臨時国会を開くと言つて米産県新潟県民は随喜の涙を流されたのでありますけれども、それがいつの間にか次のどこか遠くのほうへ行かれて取止めのふうになつて、又農民ががつかりした人があつたのでありますが、私は今日農林大臣にお尋ねしたい一点は、戰後御承知のように、協同組合が発達しました関係もありますが、同時に農村に畜産を導入するための一つの施策としまして、自家飼料を豊富にするために白米供出
○下條恭兵君 その点は是非そうお願いしたいと思うのでありますが、そこでもう一つお願いしたいのは、私は白米供出に対しましては、私どもが昭和二十二年頃陳情いたしました時分は、輸送が不便だからなかなか困難だという理由が白米供出の隘路の一つだつたと思います。そのほか量の問題もありますけれども、これが大きな問題だつたと思うのですが、今日はすでに輸送の関係においては相当改善されていると思います。
それからこれは專らいわゆる積雪寒冷地帶の問題でありますけれども、家畜飼料として糠が欲しいために、白米供出を将来原則としてもらいたいという前提から、精米工場をたくさん作つております。然るにこれが最近の政府の施策の方向から行きまして、だんだん白米供出もやらせてくれない。従つて原料の糠もだんだん出て来ない。それで資金のほうでも困つているということを通産大臣御存じかどうか。
こういうような方針だというふうに承わつたのでありますが、私はやはり農村に原料をたくさん渡す意味から、白米供出をどうしてもやらなければならん必要があると思う。この点について安本長官の御意見を承わりたい。
○國務大臣(周東英雄君) 供出問題について、白米供出の点は農村の立場からいうといろいろ問題があると私は思います。併し白米で供出すると、これはかなり保存関係からいうと問題が残ると思います。従来から白米供出か、玄米供出か、更に籾供出かということは常に問題でありますが、成る程度保有しつ時期を経過しなければならんものについては、かなり日米供出は困難じやないかと私は思つております。
第四には、いも類の統制撤廃に関する食言があり、その他薪炭需給特別会計の赤字の問題、早場米供出に関する供出量のわくの割当の問題、白米供出禁止の問題、マル徳倉庫解除の問題等々、政府の一方的都合に基く、一つ一つ農民に與えられたわずかばかりの保護と利益を剥奪して行く失政が、枚挙にいとまのないほど繰返されておるのであります。
○小林(進)委員 それではちよつと私の聞き違いであつたかもしれませんが、あらためてお伺いするが、從來白米供出を早場米の対象にされておりましたのを、どうしてこのたび対象にされないのか、その理由をひとつお尋ねいたしたいと思います。
○小林(進)委員 その一千万石早場米の予定供出数量の中に、白米供出がおそらく去年あたり割当てられたのは全額にして、せいぜい五十万石か、三十万石程度のものではないかと思うのであります。私の聞いておる新潟縣のような大縣の白米供出が二十万石であります。去年の千二百万石に比較して二十万石というのはすずめの涙ほどである。それもやはり農民に與えられた一つの新しいやり方として非常に喜んでおつたのであります。
○小林(進)委員 それに関連するのですが、いかに長官に聞いてもやはりだまされたという氣持にはちつともかわりないのですが、だまされたという氣持のいま一つお尋ねしたいのは、これも早場米について特殊な縣に、白米供出ということを一定数額を見積つてお許しになつたことがございますが、その白米供出もせんじ詰めれば、やはり單作地帶の飼料あるいは肥料に対する一つの救済策のために、せめてこれだけでもわれわれのところに残
第三の精米供出、いわゆる白米供出につきましては、私どもはそのぬかをそれぞれ農家に残しまして、飼料その他の点を考慮して処置をいたしたい、こういうふうに思いまして、白米供出を原則的に認めていくつもりであります。
これらの経過は一應次回の農林委員会で政府の処置について報告を求めるということで要請をいたしておきましたから、今日は主として米價問題を中心に論議をいたしますので、米價関係の問題について、たとえて言いますならば、二十三年度産米、甘藷、雜穀等の價格決定に関する問題、それから奬励金に関する問題、それから包裝價格引上の問題、これの運賃の問題、白米供出に関する問題、それから供米に伴う報奬物資の問題、主食配給計画等
御説の通り精米機の問題、油搾機の問題、その他いろいろ資材の關係がありますので、この問題は畜産等と結び、將來の農村工業と結んで、非常に重要性のある問題でありますから、少くとも早急に、——農林大臣は安定本部に御相談なさるかどうかしりませんが、何らかの方法をもつて、何箇年計畫というような計畫をもつて、全面的にこれが白米供出に移る。
○平野國務大臣 白米供出を行つて、ぬかを全部農民に還元し、そのぬかによつて有畜農業、及びそのぬかを農民の脂肪給源に、及びその他の方法に利用するという清澤君の御持論、いわゆる農政上の御意見は、殊に新潟縣等の單作地帶において、これが強く主張されておりまするこのことについては、大體私も同感であり、了承しておるのであります。また將來さようにいたしたいと思つております。